2025年6月に発売される「いきもの大図鑑 くわがた10」が、東京都内のガシャポン設置店舗で大きな注目を集めています。バンダイが誇る人気シリーズ「いきもの大図鑑」の最新作として、ニジイロクワガタやフェイスタメルシワバネクワガタ、スマトラオオヒラタクワガタなど、世界の人気クワガタムシが精巧なフィギュアとなって登場します。本記事では、このカプセルトイの魅力から入手方法まで、詳しくご紹介していきます。
「いきもの大図鑑 くわがた10」は、バンダイが展開するガシャポンシリーズの最新作で、2025年6月第4週に発売予定となっています。価格は1回500円(税込)で、全7種類のラインナップが用意されています。対象年齢は15才以上に設定されており、コレクター向けの本格的な仕様となっています。
各フィギュアのサイズは種類によって異なり、全長約70~120mmという手のひらサイズながら、実物の特徴を忠実に再現しています。素材にはPVC、ABS、PPを使用し、細部まで精巧に作り込まれた造形が特徴です。
今回のラインナップは、世界中の人気クワガタムシが勢揃いしています:
特筆すべきは、その造形のクオリティの高さです。ニジイロクワガタには、クリア成形の上に多層メタリック塗装が施され、実物さながらの七色の干渉光を再現しています。前胸から大顎にかけての赤みのグラデーションも精巧に表現され、大顎はわずかに開閉可能という可動ギミックも搭載されています。
スマトラオオヒラタクワガタは全長約12cmという最大ボリュームで、体表は半ツヤブラック+極薄のパールで実物の光沢を忠実に表現。内歯位置の違いを新規造形で作り分けており、腹側にも細かな筋彫りが入るなど、細部まで手を抜かない仕上がりです。
フェイスタメルシワバネクワガタは、特徴的な皺状の上翅をモールドで再現し、4つの眼に見える独特の複眼は別パーツ&クリア塗装で強調されています。全身に植毛表現の塗装が施され、光の当たり方で白い産毛が浮き出るという、まさに生体そのものの質感を追求しています。
「いきもの大図鑑」は、2018年8月に発売した「だんごむし」を皮切りに、さまざまな生物を手のひらサイズで立体化してきたシリーズです。単なる玩具としてではなく、その生態を理解することができるエデュケーショナルフィギュアとして、子供から大人まで幅広い層に支持されています。
リアルな造形と驚異の関節可動により、生物の体の仕組みを忠実に再現。実際に手に取って観察することで、図鑑や写真では分からない立体的な構造を理解できるという教育的価値も持ち合わせています。2020年11月時点でシリーズ累計販売数500万個を達成するという、驚異的な人気を誇っています。
このシリーズが支持される理由の一つは、そのターゲット層の広さにあります。昆虫好きの子供たちはもちろん、かつて昆虫採集に夢中になった大人世代にも強く訴求しています。また、精巧なフィギュアとしての完成度の高さから、コレクターアイテムとしての価値も高く評価されています。
特にクワガタムシは、日本人にとって馴染み深い昆虫であり、夏の風物詩として多くの人々の記憶に残っています。実際に飼育することが難しい外国産の希少種も、このフィギュアなら手軽に楽しむことができるという点も魅力の一つです。
いきもの大図鑑シリーズは、これまでに昆虫類、爬虫類、両生類、甲殻類など、実に多様な生物をフィギュア化してきました。昆虫類では「かぶとむし」「すずめばち」「かまきり」「ショウリョウバッタ」など、人気の高い種類が次々とラインナップに加わっています。
爬虫類・両生類カテゴリーでは、「かめ」「アルマジロトカゲ」「レオパードゲッコー」「ツノガエル」など、ペットとしても人気の高い種類が選ばれています。また、「タカアシガニ」や「サンゴ礁に住む生き物」など、海洋生物も取り上げられており、シリーズの幅広さがうかがえます。
「くわがた」シリーズは、今回で10作目を迎える人気シリーズです。過去作では「ヘラクレスオオカブト」「コーカサスオオカブト」「ギラファノコギリクワガタ」「マンディブラリスフタマタクワガタ」など、世界の大型甲虫が次々とフィギュア化されてきました。
シリーズを重ねるごとに造形技術も向上し、塗装手数やパーツ数が増加。より実物に近い質感の再現が可能となっています。今回の「くわがた10」は、シリーズ過去弾と比べても最高峰のクオリティを誇る作品となっています。
通常のガシャポンとは別に、「いきもの大図鑑アドバンス」という上位版も展開されています。例えば「いきもの大図鑑アドバンス ニジイロクワガタ」は、通常の3倍となる1,500円という価格設定ながら、メッキパーツを使用したキャンディ塗装により、実物に非常に近い質感を実現。各所で売り切れ続出の人気商品となっています。
いきもの大図鑑シリーズは、SNSでも常に話題となっています。特に評価が高いのは、その造形と塗装のクオリティです。「上翅はメッキパーツを使用しているようで、まさにツヤツヤ」「実物に非常に近い質感」といった声が多く聞かれます。
可動部分についても、「脚部は1本あたり3パーツに増えており、フセツ以外をABS製に変更することで塗装を可能としている」など、技術的な工夫が評価されています。関節の可動により、「樹に張りつくポーズ」なども再現可能で、ディスプレイの自由度が高い点も好評です。
コレクター層からは、「シリーズ過去弾と比べても塗装手数・パーツ数が増えており、コレクション映えする出来」という評価が寄せられています。特に、内歯の位置違いで2タイプ用意されたスマトラオオヒラタクワガタや、メタリック塗装+体毛の表現に挑戦したフェイスタメルシワバネクワガタなど、マニアックな仕様が高く評価されています。
一方で、購入時の注意点も共有されています。「初期位置で長く置かれているため各脚が固着しているような状態になっており、脚の根元を動かすときは本体と根元付近をしっかり持って少しずつ動かしていかないと折れる可能性がある」という報告があります。また、人気商品のため「残りも少なく注目度も高いため、現地確認した際は素早い購入をおすすめ」というアドバイスも見られます。
東京都内では、以下の店舗で「いきもの大図鑑 くわがた10」の設置が確認されています:
主要ターミナル駅周辺
商業施設内店舗
その他の人気スポット
人気商品のため、発売直後は品薄になることが予想されます。確実に入手するためのコツをご紹介します:
店舗での入手が難しい場合は、オンラインでの購入も選択肢の一つです。バンダイの公式オンラインストアや、各種ECサイトでも取り扱いがある場合があります。ただし、ガシャポンの醍醐味である「何が出るか分からない」というワクワク感を味わいたい方は、やはり実店舗での購入がおすすめです。
「いきもの大図鑑 くわがた10」は、昆虫が好きな方にとって間違いなく魅力的な商品です。実際に飼育することが難しい外国産クワガタムシも、このフィギュアなら手軽に観察できます。精巧な造形により、クワガタムシの体の構造や特徴を詳しく学ぶことができ、生物への理解を深めるツールとしても活用できます。
いきもの大図鑑シリーズのコレクターにとって、この「くわがた10」は必須アイテムと言えるでしょう。シリーズ最高峰のクオリティを誇る造形と塗装は、コレクションの価値を一層高めてくれます。また、全7種類という適度な種類数は、コンプリートを目指す楽しみも提供してくれます。
15才以上という対象年齢設定ですが、親子で一緒に楽しむのもおすすめです。図鑑を見ながらフィギュアと見比べたり、クワガタムシの生態について話し合ったりすることで、親子のコミュニケーションツールとしても活用できます。夏休みの自由研究の題材としても最適です。
いきもの大図鑑シリーズは、今後も猫や狼などの哺乳類、リュウジンオオムカデなどの新たな生物の開発が進められているとのことです。「くわがた10」の高いクオリティを見る限り、今後のシリーズ展開にも大いに期待が持てます。
東京都内には多数の設置場所があり、アクセスしやすい環境が整っています。2025年6月の発売を楽しみに待ちながら、ぜひお近くの店舗で「いきもの大図鑑 くわがた10」をチェックしてみてください。精巧に作り込まれたクワガタムシたちが、きっとあなたを魅了することでしょう。
まだコメントがありません
最初のコメントを投稿してみませんか?
あなたにおすすめの関連記事をピックアップしました