2025年6月第3週より全国で展開されている「kippis ミニチュアチャーム」は、北欧テキスタイルブランド「kippis(キッピス)」の人気アイテムを精巧に再現したカプセルトイです。バンダイのガシャポンブランドから発売されており、価格は1回300円(税込)となっています。
本シリーズは全7種類のラインナップで構成されており、タオル、リュック、エコバッグ、スリッパ、傘、マグカップ、カットクロス(はぎれ生地)といった、kippisの定番商品がミニチュアチャームとして楽しめます。実際の商品を約1/6〜1/12スケールで忠実に再現し、金属パーツが付属することでキーホルダーやバッグチャームとして実用性も兼ね備えています。
対象年齢は15歳以上に設定されており、精密な造形と美しいプリントが特徴です。kippisらしい温かみのある北欧パターンが全面にプリントされ、傘やバッグには可動構造を取り入れるなど、本物らしさを追求した作りになっています。
kippisは、フィンランド語で「乾杯」を意味する言葉をブランド名に掲げた北欧テキスタイル/ライフスタイルブランドです。フィンランドを拠点に活動するErja Hirvi、Eri Shimatsuka、Sanna Mander、Matti Pikkujämsäなど、マリメッコでも活躍するデザイナーが多数参加しており、動植物や自然をモチーフにした温かみのあるパターンと、北欧らしい洗練された色づかいが特徴となっています。
2014年に日本で本格始動し、2024年には10周年を迎えました。「日々の暮らしを祝う乾杯の瞬間」をコンセプトに、フィンランドを中心とした北欧デザインを日本の生活雑貨へと落とし込んでおり、現在は宝島社が公式オンラインストアを運営しています。
kippisの魅力は、北欧の自然をモチーフにした優しいデザインと、日本の生活スタイルに馴染む実用性の高さにあります。動物や植物、季節の移ろいを感じさせるパターンは、見る人の心を和ませ、日常生活に彩りを添えてくれます。また、ファブリック雑貨から食器、アパレルまで幅広い商品展開により、ライフスタイル全体をトータルコーディネートできる点も支持されています。
kippisはこれまでにも様々なコラボレーション商品を展開してきました。特に注目すべきは、ムーミンとのコラボレーションエコバッグや、2025年冬に発売された「マフラーを巻いたシロクマ貯金箱」限定色など、北欧らしいデザインを活かした特別企画商品です。
また、季節ごとに新作のキルティングトートやポーチ、北欧柄プレートなどを公式ECサイトで随時販売しており、ファンを飽きさせない商品展開を続けています。Pascoのパンとのコラボレーションでは「しろくま貯金箱」デザインのパッケージが話題となり、食品業界とのコラボレーションも積極的に行っています。
今回のガシャポン化は、kippisの10周年記念企画の一環として実現しました。これまでの雑貨商品とは異なり、手軽な価格で複数のアイテムをコレクションできる点が新たな魅力となっています。ミニチュアながらも本物の商品が持つ魅力を損なわず、むしろ手のひらサイズの可愛らしさが加わることで、新たなファン層の獲得にも成功しています。
東京都内では、kippis ミニチュアチャームを多数の店舗で入手することができます。主要な設置場所として、池袋エリアでは「ガシャポンのデパート池袋総本店」(サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3F)や「ラウンドワン池袋店」、「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ池袋店」などがあります。
都心部では、「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ@TOKYO STATION」(東京駅一番街地下1階)、「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ秋葉原店」、「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」など、アクセスしやすい立地に設置されています。
また、「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ東京ソラマチ店」(東京スカイツリータウン4F)や「#C-plaデックス東京ビーチ」(お台場)など、観光地にも設置されているため、観光のついでに立ち寄ることも可能です。在庫状況は店舗により異なりますが、一部店舗では「low_stock」(在庫少)の表示もあるため、早めの来店がおすすめです。
入手のコツとしては、大型のガシャポン専門店を狙うのが効率的です。特に「ガシャポンのデパート」や「ガチャガチャの森」などの専門店は、在庫の回転が早く、再入荷も頻繁に行われます。また、バンダイ公式サイトの「ガシャどこ?」機能を使えば、最寄りの設置店舗と在庫状況を確認できます。
kippis ミニチュアチャームは、北欧デザインファンだけでなく、ミニチュアコレクターやドールハウス愛好家からも高い評価を受けています。特に注目されているのは、kippisの特徴的な北欧柄の発色や織り目まで忠実に再現されている点です。
バッグや傘には実際に開閉できる可動構造が取り入れられており、単なるミニチュアではなく、ギミックとしての楽しさも兼ね備えています。同スケールのドールハウス小物としても活用でき、SNSでは「#kippisミニチュア」のハッシュタグで、創造的な撮影写真が多数共有されています。
48mmの標準的なバンダイカプセルサイズながら、チャームを傷つけない内袋入りという配慮も評価されています。300円という手頃な価格設定により、全種類コンプリートを目指すコレクターも多く、フリマアプリやホビー通販ではコンプリートセット(相場約2,100円前後)も流通しています。
ガチャポンとしては珍しい北欧デザインの商品化により、これまでガチャポンに興味がなかった層にもアプローチできている点も特筆すべきでしょう。kippisの世界観を手軽に楽しめるアイテムとして、幅広い年齢層から支持を集めています。
kippis ミニチュアチャームは、以下のような方に特におすすめです。まず、北欧デザインやインテリアが好きな方にとっては、kippisの世界観を手軽に楽しめる絶好のアイテムです。実際の商品を購入する前のお試しとしても最適で、気に入ったデザインがあれば実物の購入を検討するきっかけにもなるでしょう。
ミニチュアコレクターやドールハウス愛好家にとっては、精巧な造形と可動ギミックが魅力的です。特に、同スケールの他のミニチュアと組み合わせることで、オリジナルの世界観を作り出すことができます。また、ガチャポンコレクターにとっても、300円という手頃な価格で北欧デザインを楽しめる貴重な機会となっています。
実用面では、キーホルダーやバッグチャームとして日常的に使用できるため、kippisファンの方はもちろん、ちょっとしたプレゼントを探している方にもおすすめです。全7種類というコンプリートしやすい数も魅力で、コレクション初心者でも挑戦しやすいシリーズとなっています。
今後もkippisとバンダイのコラボレーションによる新シリーズの展開が期待されます。10周年記念企画として始まったこの取り組みが、さらなる商品化につながる可能性も高く、北欧デザインとカプセルトイの新たな可能性を示す先駆的な商品として注目を集めています。東京都内の多数の設置場所で入手可能な今、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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